皆既日食

アマム

2009年08月13日 22:31

7月20日沖縄本島に移動。FM那覇出演
21日に皆既日食見るためキャンプしにみんなでやんばるへ。私はこの日のためにテントと浮輪を買いました~。
千晶さんが奄美で日食メガネを購入してくれたのだ!やった~これで浮輪で海に浮かびながら日食みるぞ~!!!






名護に着いたときに、「あ”~日食メガネ忘れた~!!」うそ~!肝心なものを忘れるなんて」と涙する千晶さん。
後発のヒロミさんがまだ出てないことを祈ってTEL。持ってきてくれることに!!千晶さんまた涙。良かった。良かった。

やっと到着。さ~テントを張るぞ!と張り切ってたらあれ?ポールが無い!嘘だ!うそだ。忘れてきた~やらかした。
しかたないので萱を切ってポールがわりに・・・。よれよれ難民テントだ~ひどすぎるう・・・このために買ったのに・・・。



・・・・・・・・・。


知り合いがいるだろうと鉄板も網も持ってこなかったんだけど、千晶さんが海側にテント張りたいというのから周りに誰もいなくて、慌てて薪集めと石を。最悪は石を焼いてジュージュー石焼だ~と思ってたら、ヒロミさん到着で、日食メガネと小さな網を持ってきてくれた。懐中電灯やでかいシートも!さすがです。


知り合いもあちこちでテントはってたけど、夜はどこも大騒ぎすることなくみんな静かにそれぞれで星空見ながら過ごしてて
本当にいい感じでした~。ここに来て大正解!真っ暗闇でのバーベキュー焼けてんだか焼けてないんだか、満天の星空でなんだかビールが旨すぎて、いつの間にそのまま砂浜にうまって寝てしまった。テントの意味全然ね~!
夜中に「夜露でぬれてるよ」とげんさんに起こされ、目の前にはビールが・・・わけわかん状態で第2宴会はじまりです。。。





翌日、10時過ぎ、日食がはじまり日食メガネをのぞく。「お~欠けてきた~!」。。。でも写真はうまく撮れませんでした。




私は急いで浮輪を持って海へ・・・。日食メガネかけて浮かんで見る。ぷかぷか気持ちよすぎる。幸せだなあ。。。。
ぼーっと見てて、はっと気づいたら、あれ?え!?足届かんし、流されてる!すんごい勢いで潮が引いていたのだ!
あわてて泳いで岸の方へ。ほとんどみんな海からあがってた。海にいるの私1人だけ、独り占めだ~い!と浮かんでた。

ちょうどピークに達したころ、急に海がシーンとなった。あれ?何で?キョロキョロした。山も鳥も虫もシーン。
海から岸を見るとみんなシーンと空を見上げて止まってる。全ての時間が止まったようで、夢の中みたいな感じ。
アカショウビンだけがピロロロと泣き、あまりに静かで、津波がくるんじゃないかと急に怖くなってあがりました。





日食90%あたりの色はこんな感じ。夕方とも違う、青い、夢の中の世界みたい。
まわりの時がすべて止まって、私がその時間を1人で歩いているような不思議な感覚。。。
懐かしい場面を思いだしているような、空想の世界にいるような、異次元にいるような時間。

神聖さと不気味さが同時に存在する、まさに陰陽が重なった世界、TAO。。








写真ではわかりにくいけど、虹の環が・・・!太陽のまわりに赤と青のオーラみたいなのも。

宇宙規模のスケールを感じ、太陽のありがたさを感じ、地球という星にいるのだということ

日食の復活とともに、だんだん明るく、暑くなりそれとともにセミや鳥も鳴き始めました。

千晶さんは宇宙のつながりを感じ、生きてて良かった、本当に素晴らしい体験した!!!と。




午後は滝のところで泳ぐ。川に魚もいて、本当にここの自然は美しすぎる。泳いでしか行けないとこなので写真ありません。





げんさんたち大家族と。難民キャンプ状態で楽しかったです。ありがとうございました。
久々にやっぱキャンプっていいな~~!!っていうかほとんどみんな野宿でしたが。。。。
みんなすごい楽しかったありがとうって喜んでくれて、敏腕ツアコンの私としては最高でした。






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