沖縄本島アルテライブ

アマム

2009年08月14日 23:20

7月23日 首里 アルテ赤田ホールライブ

まずは沖縄で活動するAFRIKASIAの西アフリカ伝統音楽から!AFRIKASIAのメンバーは去年も手伝ってくれました!



すっごい楽しそうに演奏する姿に千晶さんは大好き~!と言ってました。特にガジャコちゃんお気に入りでした。




近藤ヒロミさんの演奏。アフリカの映像をバックに雄大な景色が浮かびます。何度聞いても素晴らしい音色です。




千晶さんが静かに語りはじめました。
18歳で海を越え、世界を旅しはじめたとき私の心は多くの悲しみを背負いボロボロだった。
何のために生きているのか、真実を知りたい、本当のことが知りたい、とむさぼるように旅をした。
旅先で美しいものにもたくさん出会ったけれども心のどこかにいつも空虚さがあった。

時にはヒッチハイクで、一人で路上で野宿しながら、お金がなくなれば旅先で働き、旅を続ける。
そして最後にたどり着いたのはアフリカだった。このまま死んでもいい。そう思いながらの旅。
アフリカの奥地の深い熱帯林、死に場所を探し求めるように、私は奥地を目指した。
中心部に近付くにつれ、圧倒的な自然の力を知った。

そんな大自然に抱かれて暮らしている人たちに出会った。小さな集落に暖かく迎え入れられた。そこは自然と人が、人と人が調和して生きている場所だった。夜になると小さな村は、文字通り闇に飲み込まれる。暗い闇の中からは様々な音が聞こえてきた。鳥のさえずりや猿たちの鳴き声が樹々にこだまして聞こえてくる。

ある夜、森の奥から太鼓の音が響いてきた。その音は森を震わせ、私の身体の奥深くに響いてきた。
死者を弔う太鼓の音、天国に旅立つ魂が一人でも寂しくないように幾晩も続けられるという。

夜明け前、この広い熱帯雨林は一面 深い霧に包まれている。
東の地平線から太陽の光が差し込むと、熱帯雨林を覆っていた一面の霧がうわ~っと一斉に立ち昇った。
この森全体の力強い生命力とその美しさ、森の息づかいが聞こえてくるようなこの壮大な命の営みを目の当たりにした私は、全身が震え、とめどなく涙があふれてきた。この森の、この地球の生命に、ただただ圧倒された。

旅はもう終わりにしようと思った。
死ぬのはやめにしようと思った。
生きていることは素晴らしい。心の底からそう思えた。


会場ではみんなの涙の霧が一斉に立ち上っていました。。。美しかったです。




最後は匡哉の太鼓で盛り上がる!千晶さんの歓喜の掛け声、なっちゃんのアフリカンダンス。




最後にAFRIKASIAとジャンボのセッション。みんなで踊りながら大盛り上がり!!
感動の涙の後は、元気になるアフリカ音楽!みんなノリノリで楽しんでくれました~!



PAやってくれた赤嶺くん、飲食販売お弁当の差し入れしてくれたアルテ崎山美也子さん、しんじさんありがとう!受付ようちゃん、物品販売ゆうこちゃんありがとう!そしてボランティアで参加してくれたAFRIKASIAのみなさんありがとうございました。
おかげさまでチャリティーグッズ¥59500、募金¥1662ありがとうございました


千晶さんのお友達のインドのバウル(吟遊詩人)が来ていて、ライブの後、みんなアルテ崎山に移動して演奏してくれました。

アフリカの次はインド。みんな盛りだくさんでてんこ盛りな1日になりました。

バウルの唄もすごかったです。

それにしても千晶さんがバウルのために宿代払ってあげる姿を見て(バウルの家が象でつぶされ帰る家もない状態なので)、自分もぎりぎりなのに本当に凄い人だな~と思いました。






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