マゴソスクールを支える会ホームページhttp://magoso.jp
マゴソTV(マゴソスクール映像) https://www.youtube.com/watch?v=Li-3eeJUDOc&index=1&list=PLC4821796126BE39E/
1食10円でごはんが食べられます。↑マゴソスクール支援の募金お願いしま~す。
募金先はhttp://africaze.ti-da.net/c136261.html
2012年05月29日
ケニアで活躍する日本人
ティカでストリートチルドレンの保護施設を運営しているMOYOチルドレンセンターの松下照美さんを訪ねた。
映画「チョコラ」は照美さんが関わっている子供たち。ここはストリートチルドレンが気軽に集まれる場所。。

子供たちに新聞紙でカブトを教えました。左にいるのが照美さん。元々陶芸家で、旦那さんの遺骨を持ってモンゴルから
ウガンダへ、そこでストリートチルドレンに出逢い、50歳すぎてこの活動をすることになり、今はケニアに拠点を移している。


ここで演奏してみんなで踊りました。ストリートの子たちはひもじさを忘れるためにシンナーをやって、犯罪に手を
染める子たちも多い。そんな子供たちを地域ぐるみで地道に保護しシンナーをやめさせ、学校に通わせる照美さん。


ここは保護された子供たちの施設。高校まで行けた子が2人います。ここは男の子だけの施設です。とても奇麗で立派な
ところでした。子供たちが歌と踊りを聞かせてくれたので、私たちも演奏しました。去年強盗に入られ子供たちも襲われ
大変だったそうですが、照美さんは負けずに頑張っています。強い。夜も飲みながら色んなお話聞かせていただきました。
モヨチルドレンセンター http://moyo.jp/mcc.htm映画「チョコラ」は照美さんが関わっている子供たち。ここはストリートチルドレンが気軽に集まれる場所。。

子供たちに新聞紙でカブトを教えました。左にいるのが照美さん。元々陶芸家で、旦那さんの遺骨を持ってモンゴルから
ウガンダへ、そこでストリートチルドレンに出逢い、50歳すぎてこの活動をすることになり、今はケニアに拠点を移している。


ここで演奏してみんなで踊りました。ストリートの子たちはひもじさを忘れるためにシンナーをやって、犯罪に手を
染める子たちも多い。そんな子供たちを地域ぐるみで地道に保護しシンナーをやめさせ、学校に通わせる照美さん。


ここは保護された子供たちの施設。高校まで行けた子が2人います。ここは男の子だけの施設です。とても奇麗で立派な
ところでした。子供たちが歌と踊りを聞かせてくれたので、私たちも演奏しました。去年強盗に入られ子供たちも襲われ
大変だったそうですが、照美さんは負けずに頑張っています。強い。夜も飲みながら色んなお話聞かせていただきました。

同じティカにあるアマニ・ヤ・アフリカへ。長年マゴソスクールを支えた石原お母さんが主宰しています。
障害者の職業訓練をやっています。失業率の高いケニアで障害者が生きて行くのはとても大変です。


足に障害があるマイナさん。器用にバナナ葉でシマウマ作ってます。色んな人に騙されたりして絶望していたときに照美さんが障害者の支援をしていると聞く。訪ねたら、石原お母さんがいてその場で注文してくれて.それから僕の人生は開けました。日本の皆さんには本当に感謝しています。と、マイナさんもスラムでお店をやってた時期もあったそうで、お互い物作りや商品を売る秘訣など楽しい話ができました。
ケニアのシーサーをゲット!
マイナさんのバナナ葉のライオン素晴らしい。たてがみが薄かったので増やしてと頼んだら4倍のモリモリにしてくれました。
マイナさんが生き生き物づくりをしている姿を見て、物作りで食べれるって幸せなことなんだな~と改めて思いました。
マイナさんの作った動物やバオバブは工房アマムで売ってます!

ここでも演奏しました。石原さんの息子夫婦はケニア在住で活動しています。お母さんは仙台で活動していますが、震災で被災されました。アマニでは仙台に野菜を運ぶボランティアもやっていました。今は被災地とアフリカをつなぐ支援もしています。
アマニ・ヤ・アフリカhttp://www.amani-ya.com/

次はキテンゲラにある「サイディア・フラハ」を訪ねました。荒川勝巳さんがやっているスラムの保育所と、女の子を中心
とした児童養護施設、職業訓練校です。荒川さんのお人柄のようなお花がいっぱいの癒される素敵なところでした。


洋裁の職業訓練。足踏みミシンです。溶接の職業訓練。ケニアでは高校が少ないため受験戦争が激しく、なんと幼稚園から小学生にあがるための勉強をしている。そんな教育のせいなのかみんな高校に行きたがるそうです。最近は受験に失敗した中流家庭の子供の自殺もあったとか。。。スラムで食べるのに必死な子たちには自殺はない、人間って不思議だ。。。

幼稚園の子供たち。荒川さんは1985年にエチオピアの飢餓の写真に心動かされ、ケニア人2人とここをはじめました。元々彫刻家だったらしいです。石を3年かけて彫る芸術家、アート系の人がなんだか多い。子供たちと寝食を共にし、栄養失調で運ばれたこともあるとか。無欲で本当に優しい仏さまみたいな人でした。生き馬の目を抜くケニア社会で淡々とやっている姿に感動しました。一見頼りなげに見える荒川さんのどこにこんなパワーがあるのだろう。


これはフェアトレードの新製品キコイのかわいいハンドタオル。工房アマムでも取り扱う予定にしています。ケニア在住の
日本人がデザインしているそうです。ここの元気なママたちが荒川さんを支えています。すんごい明るくてパワフル!!
歌って踊りながらご飯作ってくれました。荒川さんの人柄に自然とこういう人たちが集まってくるんだろうな~。


みんなと給食いただきました。美味しかったです。子供たちもいただきま~す!


お昼を食べ終わったら子供たちが歌と踊りを披露してくれました。歌と踊りがさすがにうまかったです。


急きょ、浴衣のファッションショーになり、私たちも演奏していっしょに踊りました。最後はこのママが盛り上げて、みんなで歌って踊って大盛り上がり!きっと様々な苦労してきた人なんでしょうが、そこを抜けた強さと明るさがみんなを幸せにします。

最後にみんなで記念撮影。荒川さんありがとうございました。サイディアフラハ、みんな明るくて楽しくて良い場所でした。
サイディアフラハhttp://www.geocities.jp/hiroki_site/saidia/


ナイロビのニューライフホームを訪問。生後間もない捨てられた赤ちゃんの施設。ここはキリスト教のイギリス人夫婦がはじめた。ここで養子縁組をしてたくさんの赤ちゃんが引き取られます。立派な施設だった。部屋も絵が描いてあったりかわいくて明るい。たくさんのボランティアの子たちが来ていました。引き取られなかった子供たちはみんなが家族になって暮らしているグループホームに移ります。ここに出会えた子供たちは幸せだと思いました。少しだけボランティアして帰りました。

3.11はケニアの日本大使館公邸で、震災の寄附をしてくれたケニア財界や日本人のお礼のパーティーに招かれました。
ケニアの上流階級をかいま見ました。ケニアの日本大使は励ましてくれたお礼にとマゴソスクールにも来てくれました。
ここではスラムの医療支援をしているチャイルドドクターの宮田さんに会い、ミトゥンバスラムの撤去の話を聞きました。
http://www.child-doctor.org/?gclid=CJas_pjJpbACFVGZpAodLj2OWA
また長年ケニアで獣医師をやりながらボランティアで家畜の診療している神戸先生にもお会いしました。
http://yousuke01.iza.ne.jp/blog/entry/451447/
家に遊びに行ったらケニアでライブした林賢さんにもらったというカンカラ三線があり、民謡喜んで聞いてくれました。
神戸俊平友の会http://www.s-kambevet.org/jp/jp%20index/jp%20index.htm
日本人学校の校長先生にもお会いしたらなんとウチナンチュで、友人の友人だった。世界は狭い!
先生方はナイロビ市街を歩いてはいけないそうだ。沖縄好きの大使館の人たちと沖縄話で盛り上がりました。
たくさんの日本人がケニアで地道に活動しています。みんなギリギリの資金の中でやっていて頭が下がりました。
彼らのおかげで、ケニア人の日本人に対する印象はとても良くなっていると思います。ただ物資を送るとかではなく、
現地で共に生活し、現地のニーズに答え、そして将来を見据える、本当の国際貢献とは地道な積み重ねだと実感した。

おまけ
帰りはドーハからなぜか突然ビジネスクラスにアップグレードされました!砂漠の街ドーハに突如現る摩天楼すごかった。
隣は多分同世代の日本の商社マンが慣れた感じでシャンパン片手にパソコンしてる。あまりに違う世界でドキドキ。。。
私って場違い?!
シャンパンやワインは飲み放題。食事は色んなコースから選べて、お皿ナイフとフォークがセットされる。前にテレビ画面があり、リモコンでゲームや映画、TV番組など凄いチャンネル数だ。シートは頭、背中、腿、ふくらはぎとそれぞれ微調整ができ、ベッドにもなって快適。 10時間のフライトが2時間くらいにしか感じなかった。お金持ちの世界はすごいなー。
スラムから一気に金持ちの世界を体験してもうわけわからん状態でしたが、世界は本当に色んな世界
があるのだと身をもって体験しました。搾取するのではなく、みんなで分かち合う世界になりますように。。。
Posted by アマム at 22:52│Comments(0)
│2012ケニア旅日記