マゴソスクールを支える会ホームページhttp://magoso.jp
マゴソTV(マゴソスクール映像) https://www.youtube.com/watch?v=Li-3eeJUDOc&index=1&list=PLC4821796126BE39E/
1食10円でごはんが食べられます。↑マゴソスクール支援の募金お願いしま~す。
募金先はhttp://africaze.ti-da.net/c136261.html
2009年12月19日
マゴソスクールの増改築はじまりました!
マゴソスクールの増改築がはじまりました。
今回は、大増築であります。
予算は、約103万円です。
(マゴソスクールにとっては、大決断の大出費であります。)

1年ちょっと前に、マゴソスクールの隣りの長屋、21部屋を購入しましたということをお知らせしたかと思います。
いつも長屋を購入するときは、そこに住んでいる人々が代わりの住まいを見つけられるまで家賃無料で住んでいただき、それから、準備ができた人から引っ越ししていただき、全員が出た時点で改装をはじめていました。
そうやってマゴソスクールは現在のマゴソになっているわけなのですが、(今までのスペースは、30部屋分の長屋3棟を改築、増築したもの。)
1年くらい前に購入してあった21部屋の長屋については、暴動のあとで、経済状態が急激に悪化していく時期でしたので、テナントの皆さんがなかなか引っ越しをすることができずにいました。
オーナーがマゴソスクールに代わってからあと、家賃を無料にすることで、家賃として払う金額を貯金していただき、引っ越し費用を作ってもらい、無理なく引っ越しできるようにという考えだったわけですが、その後キベラでは、引っ越し先を見つけることも困難、生活もさらに苦しくなったということで、最後まで引っ越しできないでいる人たちが6家族います。
そこで、みんなが考えたこととしては、
マゴソスクールを改造して、賃貸部屋を6部屋、道に面したほうに作る。そこにまずはその6世帯に移動していただく。
そのあとで、とても古い21部屋長屋を取り壊し、マゴソスクールの敷地を広げて、そっちには職業訓練校を作りたい。というものです。
入り口を入ってすぐ右側に、幼稚園クラスがあり、その隣りに5年生教室、そしてその隣りに、うなぎのねどこのような1,2,3,4年教室が連なってあるのを、訪問された方々は覚えているかと思います。
その部分を一部取り壊し、反対側の道側になるほうに6部屋の賃貸部屋を作ります。
そして、図書室の屋根もはずし、そこを2階建てにし、そのまま、一部取り壊したほうの棟も2階建てにしていきます。
そうしますとどうなるかというと、生徒が増え続けてすっかり狭くなってしまった中庭が、少しですが広がります。
そして2階建てになるので、教室が増えます。
それから、21部屋を取り壊したほうに敷地を広げ、まわりにフェンスをはります。
とりあえずここまでで、見積もりは103万円なのでした。
21部屋を取り壊したあとに、そこに新しい教室を作る費用は、ここには入っていません。
取り壊してから、どのくらい広いかを見てから、デザインを考えようということになりました。
こうして増改築をするには、いくつかの理由があり、
まずは生徒が増え続けていること。それによって教室不足であること。
それと、卒業してもセカンダリーに進学する学力を満たしていない生徒たちには、職業訓練が受けられる設備を作りたいということ。
それと、キベラの撤去が進められていますので、いずれ、このあたりにもそれがやってくるということ。
そのときに、学校がしっかりしていて大きければ大きいほど、撤去を免れ、政府から認めてもらえる可能性が高くなります。
最近、聞いた話によると、この撤去計画を進めるにあたって、キベラスラム内のすべてのインフォーマルスクール(寺子屋式の無認可学校)とか、小さな診療所とかのランキングみたいのが作られているそうで、残す優先順位をつけていっているということです。
それは、マゴソが親しくしている、役人の人たちがこっそり教えてくれました。
その話によると、マゴソスクールは、その評判ランキングのなんと上位4位に入っているということなのでした。
これは何の評判なのか?というと、良い教育を与えている学校、活発な学校、運営がしっかりしている学校、というような基準なんだそうで、マゴソスクールはその点、評判が良く、認められているということらしいです。
KCPEの受験結果がよいことや、セカンダリーへの進学率が高いことも、評価されているそうです。
それで、この勢いにのって、将来のために、マゴソをもっともっと土台がしっかりとした、状態のいい学校に発展させていけば、このエリアにも撤去がはじまったときにも、考慮される可能性が高くなるということです。
(そうでなければ、無残にも撤去されていってしまうのでしょう、きっとほとんどの小さな寺子屋系学校はそうなってしまうのかもしれません。)
とはいえ、2004年から開始されたアップグレードハウジングプログラムも、遅々としてなかなか進んでいない現状ですので、ここまで撤去がやってくるには、まだまだ長い年月がかかりそうだという気もするし、がしかし、こういうことははじまったらあっという間だという気もします。
何しろ、将来のことを考えていかねばならないのは間違いありません。
ですから、できるだけしっかりした学校基盤を作っていくこと、
そして、マゴソに入りたい子たちをもっともっと受け入れていけるようにすること、家庭や生活に問題があり、住まいが必要な子どもたちにはもっと滞在できるスペースがあるともっとよくなる。
今は、小さなドミトリーにみんなぎゅうぎゅうになって住んでいるし、もうちょっと余裕ができるとよいですね。
それにしても、お金がかかるわけで、これもなかなか決意できなかったのですが、ちょうどこの11月に、私がケニアに帰ってきてから直後に、マゴソスクールを再訪してくれたDさん。
最初に来たときは、まだ大学生だったのですが、卒業し、就職し、はじめてのお休みが取れたときに、行きたいところはケニアしかないと。
そうやって、貴重な休みを使ってキベラに来てくれたのですが、会社の同僚や上司にキベラの話をして、ハランベー(カンパ)を募ってきてくれたのでした。
彼が働いている会社は、なんと、六本木ヒルズ内にあります。
その会社で、デスクの横には、マゴソとジュンバの写真が貼ってあるそうで、会社ではその写真を見て「何それ?」といってくる人にキベラの話をしているんだそうです。
彼が集めてきてくれたカンパは20万円。
それを持って、来てくれました。
なんだかとても嬉しかった。
ずっと忘れずにいてくれた、ということが、みんなにとって一番嬉しいことでした。
この20万円があったから、えーいと背中を押されました。
さぁ、やるなら今がチャンス!というかんじです。
ちょうど、年末年始の休みになる時期だし、授業に影響なく工事ができる。
というわけで、思いきって、はじめました。
が、しかし、やっぱりお金は足りないわけです。
なんとかしたい。
日本ツアーで皆さんが買ってくださったCDの収益の、マゴソへの還元分も、この改装工事費用に入れていくつもりです。
そして、ハランベーも大募集中であります。
マイシャ・ヤ・ラハ基金(=幸せな人生基金)のきこたん・すぅさん、いつもお世話になってます!
マゴソスクール支援の窓口を、一手に引き受けてくれているマイシャですが、こちらの口座で、ハランベーを受付しています。
★ゆうちょ銀行
記号 10070
番号 17463211
名義 マイシャヤラハキキン
★イーバンク銀行 サンバ支店
支店番号 203
普通預金 口座番号2873114
名義 二本木希衣子(ニホンギキヨコ)
二本木さんは、マイシャの会長のきこたんです。
できるところまでがんばりたいと思っています。
ジュンバ・ラ・ワトトのほうも、日本ツアーでライブに来てくださっていた方が募金してくださったお金をメインに、家を建てることができたのですが、完成できる前に資金が尽き、未完成ではあるけれどもそのまま住んでいたのですが、今回、土壌浸食して崩れかけている部分の修理や、土がむき出しになっていたホールの床を、バーバ・マテラ長老と、大西匡哉が、費用を折半してセメント塗りをしてくれることになりました!
とっても嬉しいです。
こういうふうにすべて一度にではなくても、ちょっとづつでも良くしていければと思っている次第です。
いつも本当にありがとうございます。
本当に、ひとりでは決して何もできないし、支えられてこそここまでこれているということを、いつも実感しています。
2010年早々には、生まれ変わったマゴソスクールに出会っていただけると思います。
来られる予定のある方々は、どうか楽しみにしていてください!
今回は、大増築であります。
予算は、約103万円です。
(マゴソスクールにとっては、大決断の大出費であります。)

新しいトタン屋がマゴソスクールです
1年ちょっと前に、マゴソスクールの隣りの長屋、21部屋を購入しましたということをお知らせしたかと思います。
いつも長屋を購入するときは、そこに住んでいる人々が代わりの住まいを見つけられるまで家賃無料で住んでいただき、それから、準備ができた人から引っ越ししていただき、全員が出た時点で改装をはじめていました。
そうやってマゴソスクールは現在のマゴソになっているわけなのですが、(今までのスペースは、30部屋分の長屋3棟を改築、増築したもの。)
1年くらい前に購入してあった21部屋の長屋については、暴動のあとで、経済状態が急激に悪化していく時期でしたので、テナントの皆さんがなかなか引っ越しをすることができずにいました。
オーナーがマゴソスクールに代わってからあと、家賃を無料にすることで、家賃として払う金額を貯金していただき、引っ越し費用を作ってもらい、無理なく引っ越しできるようにという考えだったわけですが、その後キベラでは、引っ越し先を見つけることも困難、生活もさらに苦しくなったということで、最後まで引っ越しできないでいる人たちが6家族います。
そこで、みんなが考えたこととしては、
マゴソスクールを改造して、賃貸部屋を6部屋、道に面したほうに作る。そこにまずはその6世帯に移動していただく。
そのあとで、とても古い21部屋長屋を取り壊し、マゴソスクールの敷地を広げて、そっちには職業訓練校を作りたい。というものです。
入り口を入ってすぐ右側に、幼稚園クラスがあり、その隣りに5年生教室、そしてその隣りに、うなぎのねどこのような1,2,3,4年教室が連なってあるのを、訪問された方々は覚えているかと思います。
その部分を一部取り壊し、反対側の道側になるほうに6部屋の賃貸部屋を作ります。
そして、図書室の屋根もはずし、そこを2階建てにし、そのまま、一部取り壊したほうの棟も2階建てにしていきます。
そうしますとどうなるかというと、生徒が増え続けてすっかり狭くなってしまった中庭が、少しですが広がります。
そして2階建てになるので、教室が増えます。
それから、21部屋を取り壊したほうに敷地を広げ、まわりにフェンスをはります。
とりあえずここまでで、見積もりは103万円なのでした。
21部屋を取り壊したあとに、そこに新しい教室を作る費用は、ここには入っていません。
取り壊してから、どのくらい広いかを見てから、デザインを考えようということになりました。
こうして増改築をするには、いくつかの理由があり、
まずは生徒が増え続けていること。それによって教室不足であること。
それと、卒業してもセカンダリーに進学する学力を満たしていない生徒たちには、職業訓練が受けられる設備を作りたいということ。
それと、キベラの撤去が進められていますので、いずれ、このあたりにもそれがやってくるということ。
そのときに、学校がしっかりしていて大きければ大きいほど、撤去を免れ、政府から認めてもらえる可能性が高くなります。
最近、聞いた話によると、この撤去計画を進めるにあたって、キベラスラム内のすべてのインフォーマルスクール(寺子屋式の無認可学校)とか、小さな診療所とかのランキングみたいのが作られているそうで、残す優先順位をつけていっているということです。
それは、マゴソが親しくしている、役人の人たちがこっそり教えてくれました。
その話によると、マゴソスクールは、その評判ランキングのなんと上位4位に入っているということなのでした。
これは何の評判なのか?というと、良い教育を与えている学校、活発な学校、運営がしっかりしている学校、というような基準なんだそうで、マゴソスクールはその点、評判が良く、認められているということらしいです。
KCPEの受験結果がよいことや、セカンダリーへの進学率が高いことも、評価されているそうです。
それで、この勢いにのって、将来のために、マゴソをもっともっと土台がしっかりとした、状態のいい学校に発展させていけば、このエリアにも撤去がはじまったときにも、考慮される可能性が高くなるということです。
(そうでなければ、無残にも撤去されていってしまうのでしょう、きっとほとんどの小さな寺子屋系学校はそうなってしまうのかもしれません。)
とはいえ、2004年から開始されたアップグレードハウジングプログラムも、遅々としてなかなか進んでいない現状ですので、ここまで撤去がやってくるには、まだまだ長い年月がかかりそうだという気もするし、がしかし、こういうことははじまったらあっという間だという気もします。
何しろ、将来のことを考えていかねばならないのは間違いありません。
ですから、できるだけしっかりした学校基盤を作っていくこと、
そして、マゴソに入りたい子たちをもっともっと受け入れていけるようにすること、家庭や生活に問題があり、住まいが必要な子どもたちにはもっと滞在できるスペースがあるともっとよくなる。
今は、小さなドミトリーにみんなぎゅうぎゅうになって住んでいるし、もうちょっと余裕ができるとよいですね。
それにしても、お金がかかるわけで、これもなかなか決意できなかったのですが、ちょうどこの11月に、私がケニアに帰ってきてから直後に、マゴソスクールを再訪してくれたDさん。
最初に来たときは、まだ大学生だったのですが、卒業し、就職し、はじめてのお休みが取れたときに、行きたいところはケニアしかないと。
そうやって、貴重な休みを使ってキベラに来てくれたのですが、会社の同僚や上司にキベラの話をして、ハランベー(カンパ)を募ってきてくれたのでした。
彼が働いている会社は、なんと、六本木ヒルズ内にあります。
その会社で、デスクの横には、マゴソとジュンバの写真が貼ってあるそうで、会社ではその写真を見て「何それ?」といってくる人にキベラの話をしているんだそうです。
彼が集めてきてくれたカンパは20万円。
それを持って、来てくれました。
なんだかとても嬉しかった。
ずっと忘れずにいてくれた、ということが、みんなにとって一番嬉しいことでした。
この20万円があったから、えーいと背中を押されました。
さぁ、やるなら今がチャンス!というかんじです。
ちょうど、年末年始の休みになる時期だし、授業に影響なく工事ができる。
というわけで、思いきって、はじめました。
が、しかし、やっぱりお金は足りないわけです。
なんとかしたい。
日本ツアーで皆さんが買ってくださったCDの収益の、マゴソへの還元分も、この改装工事費用に入れていくつもりです。
そして、ハランベーも大募集中であります。
マイシャ・ヤ・ラハ基金(=幸せな人生基金)のきこたん・すぅさん、いつもお世話になってます!
マゴソスクール支援の窓口を、一手に引き受けてくれているマイシャですが、こちらの口座で、ハランベーを受付しています。
★ゆうちょ銀行
記号 10070
番号 17463211
名義 マイシャヤラハキキン
★イーバンク銀行 サンバ支店
支店番号 203
普通預金 口座番号2873114
名義 二本木希衣子(ニホンギキヨコ)
二本木さんは、マイシャの会長のきこたんです。
できるところまでがんばりたいと思っています。
ジュンバ・ラ・ワトトのほうも、日本ツアーでライブに来てくださっていた方が募金してくださったお金をメインに、家を建てることができたのですが、完成できる前に資金が尽き、未完成ではあるけれどもそのまま住んでいたのですが、今回、土壌浸食して崩れかけている部分の修理や、土がむき出しになっていたホールの床を、バーバ・マテラ長老と、大西匡哉が、費用を折半してセメント塗りをしてくれることになりました!
とっても嬉しいです。
こういうふうにすべて一度にではなくても、ちょっとづつでも良くしていければと思っている次第です。
いつも本当にありがとうございます。
本当に、ひとりでは決して何もできないし、支えられてこそここまでこれているということを、いつも実感しています。
2010年早々には、生まれ変わったマゴソスクールに出会っていただけると思います。
来られる予定のある方々は、どうか楽しみにしていてください!
Posted by アマム at 22:09│Comments(0)
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