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2015年02月06日

ケニア壁画プロジェクト

ミヤザキケンスケさんことミヤケンさんが新しく作った壁に絵を描いてくれています。

これは去年から立ち上げてた「ケニア壁画プロジェクト」で、新しい校舎への壁画制作と、
ケニアと日本の小学校をつなぐプログラム、1,000人のスポンサーを集い、
ケニアの子供たちの展覧会を行うことを目指しています。
http://kmp.miyazakingdom.com/

ケニア壁画プロジェクト


ミヤケンさんの「ケニア壁画プロジェクト」のFace bookページに日々更新中
https://www.facebook.com/kenyanmuralproject

以下 「ケニア壁画プロジェクト」から抜粋して記載します。



ケニア壁画プロジェクト

壁画初日。
時差ぼけなのか、緊張なのか、昨日は全然寝れませんでした。
目をつむっても、どうしても壁画の行程を考えてしまい、目が冴えてしまう。
やはり一刻も早く作業を始めて感触を確かめたいという気持ちがあったのだと思う。
朝の8時にはペンキ屋に行ってペンキを買い付けたんだけど、まさかの停電でペンキを混ぜる機械が動かない。
1時間待ったものの回復の見込みがないので、デリバリーを頼むことにした、さすがケニアだなあ。。。



ケニア壁画プロジェクト

4年ぶりのマゴソスクールは懐かしくて、感動的でした!そして4年前は少年だった子供たちがおっきくなっててビックリ。
みんな僕のことを覚えていてくれました。昔の壁画を見ていたらどうしてもオケッチのことが思い出されてならなかった。
すると4年前にオケッチと一緒に作業をしてくれたオモシが、「オケッチが天にいるよ!見てご覧、すばらしい天気だ!」
といいました。たしかに空は快晴で、最高のペイント日和でした。




ケニア壁画プロジェクト

今日は日曜日ということもあり、最初はゆるゆるとやっていたのですが、後半は子供たちが徐々に増え、
気づけば30人ぐらいで描いていました!みんな一列になって壁に花を描いている様子は本当にかわいかったです。



ケニア壁画プロジェクト

ケニアには年上を敬う文化があるので、子供たちは大人のいうことを本当によく聞きます。完璧なサポートシステムで、
僕が自分でパレットやバケツを洗うことはない。子供たちが率先して片付けや洗い物をしてくれるので、それだけでも感動です。




ケニア壁画プロジェクト

また4年前には絵を描きたくてちょろちょろと付いてきていた子が、いまやリーダーとなり、子供たちを指示している。
時間とともに役割ができていく社会が、とてもすばらしいと思いました。




ケニア壁画プロジェクト

壁画プロジェクトのオープニングをさせていただきました。プロジェクトの説明と、偉人たちについて、
そしてその偉人たちの本をご用意してくださったアマニヤアフリカさんの贈呈式などが行われました。
子供たちの熱烈な歓迎を受けて、本当にここまでやってきてよかった!!っと思えました。


ケニア壁画プロジェクト

僕たちはそのお返しに、プロジェクトメンバーの香月さん&ブリアさんが制作した「月夜の音楽会」の紙芝居を、
顔面ライブペイント付きでお届けしました。もちろん大成功しました!





ケニア壁画プロジェクト

今日は作業を少し早く終わらせて、今回の目的の一つでもあったオケッチの家を訪ねました。
オケッチは昨年の火事で亡くなってしまった僕の友人です。
2006年、2010年と壁画プロジェクトを手伝ってくれた、一番の理解者でした。




ケニア壁画プロジェクト

オケッチの家はキベラの奥にひっそりとありました。迎えてくれた奥さんはまだ30そこそこで、
子供4人を抱えながらしかも妊娠中でした。僕が彼との関係を話し、お祈りをしたいというと泣いていました。
伝えたいことはたくさんあったけど、まだ小さな子供たちを見て、大きなお腹を見て、かけてあげられる言葉が
見つからなかった。あまりにも環境が違いすぎて、自分にできることはただオケッチを思って描いた絵を渡すだけでした。




ケニア壁画プロジェクト

滞在も一週間になり、ただ楽しいだけの時間から根本的な環境の違いを痛感するようになってきました。
僕は友人としてできることをしにここに来ているけれど、彼らが求めているのは絵なんかじゃなく、
生活を改善させるためのお金なんじゃないか?正直そう思ってしまうこともあります。




ケニア壁画プロジェクト

しかし僕はこれまでやってきたように、絵の力を信じて描くしかないのです。
人生はそんなに甘くはない、だけど絵が人を救うことは確かにある。


はじめは伏せてあった僕の絵を、最後には部屋の一番いいところに置いてくれました。
いつかこの絵を見て、少しでも明るい気持ちになってくれれば嬉しい。
僕は彼女に家を買ってあげることはできないけど、優しかったオケッチの笑顔を思い出す手助けをしたいと願います。


ケニア壁画プロジェクト
https://www.facebook.com/kenyanmuralproject




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