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2014年03月12日

4月&5月スタディツアー

皆さんこんにちは。GWにキベラスラムのスタディツアーに参加したいという希望者から
ご連絡いただきましたので、日にちを設定したいと思います。武装警官3名を護衛につけます。

現在、仮にですが、5月6日(火)で設定して参加者つのってみようと思いますが、
もしGW中の他の日にご希望がありましたら教えてください。
取りまとめしたいと思います。よろしくお願いします。

4月&5月スタディツアー

尚、キベラスタディツアーは平日のみで、土日は行いませんので、平日でのご希望をお聞かせください。

参加希望の方はご連絡をお待ちしています。


本当に残念なことなのですが、キベラは治安がとても悪化していて、スラムに住んでいる多くの人々は普通に
一生懸命生活している心ある庶民の方々ですが、その中に、スラムという場所柄、潜伏できる状態があり、
麻薬密売組織やその末端にリクルートされた少年・青年たちや、特に強盗組織では簡単に銃が出回っています。

私たちマゴソスクールも、キベラスラムのDCオフィスから「訪問者がいるときは護衛を依頼するように」と指導されており、
ケニア警察からの協力をいただいているものです。ケニア警察の考えとしては、スラムの実態を訪問者に見てもらい
子供たちが支援を受けられることは喜ばしいことであるが、勝手に中を歩き回られて犯罪を増長してほしくない、そのため、
訪問者がいるときには事前に報告をし、護衛をつけた上で訪問をしてほしいという考えで、私たちの活動や訪問者は歓迎
してくれており、そのため、依頼すれば護衛警官を用意してくれるというシステムになっています。

また、訪問者の方々は、貧困問題や、子どもたちの教育事情、ケニアの社会事情、人権問題、国際協力などに興味を持つ
方々が、スラムでの暮らしの実態を知りたい、スラムの人々の生の声を聞きたいと願って、実際の状況を学ぶためにスラム
を訪問したいと願っている方々で、そのような方々のためにスラムのスタディツアープログラムを作り、
この15年ほどご案内をさせていただいています。


そのプログラムでは、まずはスラムの住民の方々が実際に自分たちの何を外の人たちに知ってもらいたいか、
というところからはじまり、ご案内をしたり訪問者のための食事を作ったり、話を聞いたり家を訪問させてもらった
りすることで、スラム住民の方々にも仕事の機会になり、収入を得られるというシステムを作っています。
また、スラムの暮らしの背景になるケニアの歴史的な背景や社会事情を訪問者に理解していただけるよう、
私がその解説もさせていただいています。

キベラスタディツアーの1日のプログラムで、できるだけ多くのスラムの住民に出会っていただき、その声を聞いていただく。
そしてスラム住民側からも、外国からの訪問者に対して意見が言えたり、質問をすることができる機会を作る。
お互いに意見交換ができるような場づくりをしています。(私が通訳を行います。)また、外国からの訪問者の方々からも、
スラムの人々に対して質問をしたり、意見が言えたり、ともに何らかの行動を開始したりできるような機会を作っています。

このようなプログラムをこれまで行ってきて、双方に非常にいい影響が出ています。スラムの住民や、特に若者たちの間の
意識も向上し、自分たちが置かれているスラム状況に対して外部者に説明を行うことで、当事者たちの中にもあらためて
認識や自覚が生まれたり、問題に対して対処していきたいという意欲がわいてきたり、そのためのアイディアをもらえたり、
勇気をもらえたり、などの効果がスラム住民側にはあります。

また、外国からの参加者側にも、良い影響があるのは、実際に生の声を聞くことで、非常に身近な存在になり、
理解が深まっていくことです。ちなみに、これは外国人に対して行っているだけではなく、ケニア人の別のコミュニティ
の方々にも行っており、例えば、イギリスやオーストラリア、アメリカなど外国に長年住んでいるケニア人の方々や、
ナイロビ在住のケニア人でも富裕層の若者たちや子どもたちなど、このキベラスタディツアーに参加してくれていますが、
彼らが知らなかったスラム生活に触れ、友情を育むことで、認識が変わった、偏見がなくなった、自分たちも何かしたい
と思った、という反応が生まれています。




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