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2014年12月09日

火事から6日目、12月7日の報告

火事の状況報告を追加します。火事初日はただただショックでしたが、
6日たって周りをもう少し冷静に見れるようになりました。話も詳しく聞きましたのでご報告します。

マゴソスクールで燃えたのは、図書室、コンピューター室、音楽室、倉庫、強奪のため壁を壊されて破壊され
中身をすべて盗まれたのは女子寮、リリアンの家、マゴソショップ、そして、マゴソ長屋の裏にあったママアギー
の家(アグネスの家)とトニーの家、マゴソ給食に野菜をサプライしてくれていたママの家も全焼でした。

火事から6日目、12月7日の報告

写真はマゴソコンピュータールームだった部屋から、焼け跡を見る。



しかし外に出て焼け野原の上に立ってマゴソを眺めたとき、マゴソスクールが盾になってこの地域にそれ以上の火が広がるのを防いだことがわかりました。出火したと思われる長屋からマゴソまでの間の家々は、すべて全焼でしたが、マゴソスクールの壁面は燃えたものの、そこで火がそれ以上近隣に広がることを防いでいました。マゴソの中からの景色と、外からマゴソを見た外観の写真を載せますので見てください。

火事から6日目、12月7日の報告

焼け跡から、マゴソ長屋を見る。マゴソ長屋が火を食い止めている。右側の一階、ぐるっと回った
ところの部屋がアグネスの家だった。二階の左から、図書室、コンピューター室、音楽室、女子寮。




火事から6日目、12月7日の報告

あの奥に見えている二階建ての長屋が、出火もとだったというウワサ。しかし出火もとは燃えていない。
風向きで火がマゴソ方向へ向かった。だけど出火原因となったこの長屋の住民は、このとき外出していたが
、戻ってきて大惨事を見て、ショックでその場で倒れ、病院に担ぎ込まれたということ。




火事から6日目、12月7日の報告




火事から6日目、12月7日の報告

マゴソ長屋を焼け跡から見たところ。マゴソが盾になって火を食い止めていたことがわかる。




火事から6日目、12月7日の報告

マゴソの図書室。15年かけて私がコツコツと集めてきた図書は、すべて焼けてしまった。
この部屋はマゴソで一番大きな貴重な部屋だった。ミーティングはいつもここで行い、
高校生たちの補習や、アート活動など、様々な活動にこの部屋は大活躍していた。




火事から6日目、12月7日の報告



マゴソスクールには井戸があります。これはなぜかというと、1999年にはじめてマゴソ長屋を買ったとき、本当にボロボロの長屋だったのでトイレはビニールで囲ってあるだけの粗末なものでした。そこで私とリリアンがはじめにやったのは、トイレの穴を掘ることでした。
敷地内に穴を掘ったのですが、そこから水が出てきました。かき出してもかき出しても、翌日になると穴の上まで水が上がってきていて、しかも透明の水なのでした。私たちは最初、困ったと思ったのですが、これは仕方ないからここを井戸にすることにしたのでした。トイレは長屋の外に作りました。

火事から6日目、12月7日の報告

しかしこの穴が、そのあとどれだけマゴソや近所の人々を助けることになったか!
今回の火事でも、この水があったからこそバケツリレーで消火することができました。
それによって、近隣に火がもっと広がることを防げたこと。本当にありがたいと思いました。
この穴のことを私たちは、「神様がくれた魔法の穴」と呼んできました。
まさか15年たって、このように救われるとは、奇跡ですね。感謝です。報告続きます。




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