アフリカの風～沖縄

７月３日（土）は南城市シュガーホールで盲目で知的障害の天才ピアニスト掛屋剛志君のチャリティーコンサートのゲスト出演させていただきました。シュガーホールは250名くらいのキャパなんですが、ほぼ満員御礼！開演前から熱気ムンムン。

掛屋君のピアノのコンサートからはじまりました。掛屋くんの本当に美しい歌声、とくに古里を歌ったときはこんなに優しい唄を歌える人がいるのかと思うほどでした。となりで千晶さんが感動して涙していました。天使が歌ったらこんな感じなのかな～と思うような、純粋な歌声は私たちの本来もっている無垢な優しい気持ちを思い出させてくれます。癒されました。
掛屋剛志君は会話ができません。でも歌は歌えるのです。「ゆうやけこやけ」　（※この映像は今回のではありません）

　


そして早川さんが登場！簡潔にまとめてお話しました。でも早川さんの話は人をぐっと惹きつける力があるので、短い時間でもみんなの心をしっかりつかみます。ストリートチルドレンだったトニーくんは千晶さんに出会い、学校へ行きたいんだと訴え、マゴソスクールに出会って生きる力を取り戻した。今ではみんなを引っ張ってセカンダリースクール（高校）まで進学できたお話。






そして、最後にマゴソの子供たちが東日本大震災のためにみんなで歌った祈りの歌の映像を流しました。
会場からはすすり泣く声が聞こえ、涙をぬぐう人たちがたくさんいて、みなさん本当に感動していました。



そして近藤ヒロミさんの優しいカリンバ演奏から、最後は大西匡哉さんの「すべての命は宝もの」で盛り上がる！
私はバックの映像を音楽に合わせて換えて、覚えたての操作を間違えないように必死にやっていました（笑）







後半に掛屋君再び登場し、今度は段ボールをこすって音階を出し、「千の風になって」を演奏。もうすごい、天才です。
拍手すると、全身をつかって喜びを表現するのがとてもかわいかったです。いつもサポートしてるお父様も素敵な人でした。







会場外では、ケニアのチャリティーグッズを販売させていただきました。みなさんたくさん買っていただきまして本当にありがとうございました。寄附も１万円をポンっと置いてくださった方もいらっしゃいました。すごい！ありがとうございました。



手伝ってくれた奥間さん、渡久地さん、なっちゃんありがとうございました！






最後に掛屋君、出演者、協力してくださった守礼ライオンズの皆さんとみんなで記念撮影。
掛屋剛志くん、全保連の野中さん、守礼ライオンズのみなさんありがとうございました。



シュガーホール見てくださった方がコメント入れてくれました。（以下転載）

こんばんわ！！

3日のシュガーホールのイベントで…
初めてお会いいたしました。

とても考えさせられる一日でした。
涙・・・涙で・・・・


唄の中に・・・

すべて命は宝物・・・
神様がくれた宝物・・・

本当にそう思わされました！！！

100歳で亡くなる人
50歳で亡くなる人
がんで亡くなる人
デイズで亡くなる人

１人１人、人生の長さは違うけれども・・・
１人１人、役割を持って生まれているから・・
一日一日の命を大切にしてほしい・・・
そして幸せになってほしい・・・
そして幸せから逃げないでほしい・・・
すべての命は宝物だから・・

キーボー仲村さんありがとうございました。


早川さんがＭＯＲＯ教育基金（ケニア・キベラにあるマゴソスクール卒業生のセカンダリースクール進学を支援）に紹介してくれました。（以下転載）

まずは先に、今回の沖縄で素晴らしい掛屋剛志くんという障害を持つ若者に出会ったのでご紹介します。

彼は視覚障害、知的障害、発育障害といくつもの障害をかかえた１９歳の男の子ですが、音楽の天才です。
沖縄で、掛屋剛志くんのコンサートにゲスト出演させていただきました。
長崎の佐世保在住で、お父さんとお母さんともに佐世保の郵便局員だそうです。
それで剛志くんも今年から老人ホームに就職して働き始めたそうです。
なので週末だけ、お父さんが同行してあちこちにコンサートに行っています。
剛志くんはしゃべれないので、お父さんが通訳や解説をします。このお父さんがまたまたすばらしくて。

とても素晴らしいコンサートで、お客さんはみんな感動して泣いていました。
来年とかの今後の企画として、剛志くんと一緒にコンサートできたらいいなとか思って、ご紹介します。
http://morokyoiku.exblog.jp/15924916/